2020年2月の時点で当社で稼働している設備をご紹介いたします。
ターレットパンチプレス
通称 タレパン と言います。
ターレットと呼ばれる回転し丸く大きな45個の金型を挿す穴が開いた所に、丸、四角、長方形等の色々な形をした金型を挿しておきます。
鉄板をセットしスタートボタンを押すと、使う金型を機械が判別し、ターレットを回転させ金型を入れ替えプレスしていきます。
板厚よりも小さな穴は開けるのが難しい為、厚く細かく複雑な形状の加工には、不向きと言えると思います。
動画は一番遅いスピードで加工しています。
最速にすると少し怖いくらい速くなります。
レーザー加工機
レーザー光線で鉄板を切断する機械です。(通称 レーザー)
機械自体の精度でいえば、タレパンの方が上ですが厚板や複雑な形状の加工には適しています。
当社のレーザーは材料サイズは5X10、板厚は19MMまで対応しています。
また上下方向のストロークが大きいので角パイプ等の立体の物でも、上面だけの加工なら可能です。
2.3㎜の鉄板を切断中、切断スピードはきれいに切るためのスピードが材料によって決まっている為、少しだけしか調整できないのがレーザーです。
ベンディングマシン
通称 ベンダーと言います。
切り抜いた材料を雄型、雌型を用いて指定の角度になるように曲げていきます。
当社のベンダーは3Mの175トンです。
4.5㎜の厚みの鉄板を3Mの長さまでは曲げれると思います。
最新鋭の機械には角度センサーも搭載しており、希望の角度がほぼ一回で出せる仕組みになっています。
動画では2.3㎜の材料を90度でコの字型に曲げています。
角度センサーは使用していません。
Panasonic溶接ロボット
作業者がロボットに溶接時の動作を教え、登録していくことで自動で溶接してくれるようになります。
ファイバーレーザー溶接機
ファイバーレーザーを使った溶接機です。
出力は3000Wで6㎜程度なら溶接できますが、脚長が必要な溶接は不可能です。今後ワイヤー供給の方式の選択肢が広がれば可能になるかもしれません。
鉄、アルミ、ステン、チタン、銅、金等色々溶接できるみたいです。